何事もじっくりと丁寧に納得のいくまで。

市川養蜂場で育つミツバチは青森県の大自然の中でのびのびと育ちます。ミツバチはとてもデリケートな生き物で群の管理は気を抜けません。毎日ミツバチをみているからこそわかるミツバチの体調管理はまさに経験が物を言う職人の仕事。天候や気温などで変化するミツバチの動きを見逃さず、管理をしっかりと行っていきます。
寒さに弱いため、ミツバチに対する負担の軽減を第一に考え、青森が寒くなる11月下旬からりんごの開花時期の4月下旬ごろまで宮崎県に越冬のためミツバチを移動させます。その際もミツバチにストレスを与えないよう、気配りを忘れません。
美味しいはちみつを採るためには元気なミツバチを育てる事に始まります。はちみつをつくっているというよりも、ミツバチを育てている感覚のほうが大きいのです。そのように手を掛け、心を配り、自分の手で育てたミツバチのはちみつ。だからこそ、納得いくはちみつをお客様に自信をもって届けることができるのです。
県産品の素晴らしさを全国に伝えたい。

青森県には美味しいもの、全国に誇れるものがたくさんある。そう考えていた市川さん。青森といえばりんご。そしてにんにく。このふたつを自らの納得のいく商品として全国に違う形で広めていけないかと考えた末の商品開発でした。
地元のいい素材を活かしたい。そして原料は人脈で。りんごは受粉にミツバチを貸しているりんご農家さん。にんにくも知り合いの農家さんに原料をつくってもらっています。顔の見える信頼関係を大切に、そこでつくられた愛情のある原料をありがたく商品に活かす。その心が丁寧な仕事へと繋がるのです。
青森を元気にしていくのは青森で実際に生活をしている人々。自信をもって日々育てているものが人の手に渡る時こそ幸せなことはないのです。
生産者情報
●販売者
市川養蜂場
●所在地
青森県上北郡東北町大浦字中久根下115-1
●TEL
0176-56-2607
●代表者
市川 徹雄