濃厚平蟹のビスクとは?
甲殻類を使用したスープ「ビスク」
ビスクとはフランス料理のメニューのひとつで、甲殻類を使用したスープです。本場のフランスではロブスターやエビを使うのが一般的ですが、PEBORAのビスクは三沢特産の平蟹(ヒラツメガニ)を使用し、お米のペーストでとろみをつけています。調理に手間がかかるメニューですが、濃厚平蟹のビスクはレトルトパックなのでレンジで温めるだけで手軽に味わうことができます。
三沢市特産の平蟹の美味しさが詰まったスープにお米でとろみをつけました
原料となる平蟹は甘くてコクのある蟹ミソがたっぷりと入っていて、地元三沢では様々な食べ方で古くから親しまれてきました。オスとメスで味わいが違うのが特徴で、濃厚平蟹のビスクはオスとメスを独自の比率でブレンドして製造しています。濃厚な平蟹のダシと、甘くてコクのある蟹ミソの風味のスープに、お米の持つ粘りでとろみをつけることにより、濃厚かつ繊細な美味しさを実現しました。その濃厚なうま味を活かして、パスタに絡めたり、リゾットにお使いいただいても美味しくいただけます。
お米をテーマに三沢の特産品を
濃厚平蟹のビスクは、地元三沢に還元したいという思いから発案されたものでした。ただ、PEBORAはお米を扱う会社で、三沢市はお米よりも野菜や食肉、水産物などが注目される地域です。そこでお米をテーマにおいて、三沢のものを使った商品で還元しようという取り組みから濃厚平蟹のビスクは誕生しました。三沢ブランド特産品の認定を受けている濃厚平蟹のビスクは令和3年度青森県特産コンクールで青森県物産振興協会会長賞を受賞し、三沢の特産品としてますます注目度が高くなっています。
根強い人気で製品化
濃厚平蟹のビスクはKOMEKUUTO八戸店のカフェで2015年のオープン時から日替わりで提供していたスープのうちのひとつでした。2019年にカフェのリニューアルが行われたタイミングで一度メニューから外れることになりましたが、リピーターからの強い要望により加工品として復活することに。加工品として展開するにあたり製品のパッケージなどの新しい課題もありましたが、そこでも妥協せずお客様に合わせてカップ付きですぐに飲めるものなど、数種類のパッケージを展開しました。美味しさと実用性に加えて、お客様が手に取り、SNSに投稿しても楽しめるようなおしゃれなパッケージにもこだわりました。