商品の生産者
忙しい人でも”さっと”食べられ、栄養があるものを作りたい。
定年前までは教職員として働いてきた内山さん。
子育てをしていた頃は仕事終わりにスーパーに買い物に行くとお惣菜はほどんど残っておらず、
遅い時間帯に帰宅した後のご飯支度は体力的・精神的にも結構大変だったそう。
実体験から、忙しいご家庭でも手軽に栄養のあるものを“さっと”食べられたら良いなと思い、
商品開発にも熱が入りました。
「ふろむ三沢」の商品は油を使わず、オーブンや電子レンジで温めるだけ、
そのまま調味料として使うだけで食べられるというのが特徴です。
忙しい主婦の他、サラリーマンやご年配の方々など幅広い年齢層の方々にも食べていただきたい!
その為栄養面も考えており、商品一つ一つに内山さんの愛情が詰まっています。
定年を機に飲食店と商品開発を。
飲食店「ダイニング楽」を始めるまでは公務員としてお勤めをされていたご夫婦。
定年を機に、ふとしたことから妹さんが経営していたお店をお手伝いすることに。
「ダイニング楽」のランチメニューNo.1人気の「ごぼうハンバーグ」でしたが、
ディナータイムに合うように、同じタネを使って揚げてみたらどうだろう?
という発想から、衣をつけて揚げてみたところ、
ビールにもよく合うおつまみに大変身「ごぼううめ~んち」が誕生しました。
ボリュームもたっぷりの約120gと大きく、これ一つでメインディッシュになると、
お惣菜として直接お店に買いに来るお客さんも増えました。
そこに三沢市から声がかかり本格的に商品開発を行うことに。
三沢市特産品のごぼうを使ったこの商品を是非全国に!ということで、商品化に至りました。
サクサクとした食感や食材にもこだわった為何度も何度も研究を重ね、今の商品が完成しました。
食材にこだわる理由がそこに。
「ダイニング楽」を営むご夫婦。
お店のメニューも地元食材に特化し、その日採れた旬の食材によるメニューが楽しめます。
「ふろむ三沢」の商品に多く使われるごぼうは、ごぼう農家さんから製造日に作る分だけ直接仕入れます。
ごぼうは直前まで土の中に眠らせておき、
仕入の分だけ洗って届けてもらうというほどのこだわりでまさに新鮮そのもの。
お肉は青森県産・国産のみ。お味噌についても青森県産を使用し地産地消にこだわっています。
青森には美味しい物が沢山ある。数ある商品の中から「ふろむ三沢」の色をだしつつ、
美味しい物を提供したい、沢山の人たちに喜んでほしい、
そのために妥協はしない!それが「ふろむ三沢」です。
第二の人生は生まれ育った三沢に恩返し。
内山さんご夫婦は産まれも育ちも三沢市。
三沢市の特産品ごぼうが「ふろむ三沢」の商品を通じて全国に広まると嬉しいと語る。
今後は地元にも貢献できるような活動をしていきたいと考えています。
人に喜んでもらう事が好きで、精力的に商品開発やイベント出店等も行っています。
三沢市の特産品を使ったお菓子や、
「ごぼう健康みそ」の辛口バージョンも開発中とのことで新商品誕生も楽しみです。
“美味しくて体に良いもの”そして“手軽に食べられるもの”というコンセプトの元作られる、
「ふろむ三沢」の商品に今後も期待です。
愛情深く明るいお母さんと寡黙ながらも優しさあふれるお父さん。
是非「ダイニング楽」にも足を運んでみてください。