ゴロッと生にんにくと天然山椒のつくだ煮とは?
和の工房から久しぶりの認定商品は山の幸
これまでもたくさんの認定商品を届けてくれた、ろっかしょ村おこし和の工房から待望の新商品が登録されました。和の工房では主に港町・泊の海の幸を使った逸品を提供してきましたが、新商品はなんと青森県産にんにくと、地元で採れる天然山椒を使った山の幸。近年は海産物の不良や原価高に悩まされ、海の幸を安定供給するのは難しい状況です。そこで代表の貝塚恵子さんは試行錯誤の結果、他に出回っていないにんにくと天然山椒のつくだ煮を開発しました!
みずみずしい青森県産にんにくと希少な天然山椒の贅沢なつくだ煮
このつくだ煮に使用されているにんにくは青森県産のにんにくです。青森県のにんにくといえば他産地を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、主に使用される六ヶ所産のにんにくも美味しさでは負けません。その六ヶ所産にんにくの廃棄を出さないように、形の不揃品を使用しています。
そしてなんといってもエメラルドグリーン色した天然山椒。天然の山椒は滅多に手に入らない希少なものですが、地元の山に精通した方が自生している山椒を実が青いうちに収穫。生に近い状態で保存して使用しています。昔は鯖、いか、鰯の寿司などに使用していたものですが、貝塚さんはその技術をつくだ煮に流用。地元の山の幸を使って新たな美味しさを作り出しました。
新しいことにどんどんチャレンジする貝塚さんの新しいアイディア
県内のにんにくメーカーが黒にんにくの製品をどんどん発売するなか、貝塚さんはあえて白にんにくの新商品を開発。独自の製法でにんにくの嫌なくさみを取り除き、存分ににんにくの美味しさを感じられるように仕上げました。そして天然山椒は粒のまま加工され、噛むと爽やかな風味とピリッとした辛さが口に広がります。二つの個性が強い食材ですが、貝塚さんは独自の甘辛いタレで調和させてさらに美味しくしました。味付けには添加物は一切使用していないので、素材の自然なままの美味しさを味わうことができます。
うま味が凝縮されたタレまで余すことなく楽しめる
おすすめの食べ方はやっぱり熱々のご飯のおとも。みずみずしいにんにくの旨味と、天然山椒の爽やかな風味でご飯がどんどん進みます。そして忘れてはいけないのが甘辛く、にんにくと山椒のうま味が染み出したタレです。つくだ煮を乗せたご飯に少し垂らすだけで美味しさが倍増します。
このタレは様々なアレンジも可能で、貝塚さんはオリーブオイルや塩コショウで味を調えて洋風にして楽しんでいるそうです。貝塚さんの次の目標はこのタレをつかった美味しいものを開発すること。商品開発に妥協を許さない貝塚さんの新製品に期待しましょう。