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「生産者」として横浜町の自然と生きる

2023 03.15 Wed

「生産者」として横浜町の自然と生きる

横浜町

菜の花の町横浜からおくる生のはちみつ

まさかり半島と呼ばれ、斧の形にたとえられる青森県下北半島。その斧の持ち手の部分に位置する横浜町は西にむつ湾、東に山岳地帯と自然に囲まれ、水産業や農業、畜産業など第一次産業が盛んな町だ。
毎年春になると広大な菜の花畑に鮮やかな黄色の花が咲き、たくさんの観光客が訪れる。
そんな穏やかな横浜町の自然と寄り添う人たちがいる。

今回お話を伺ったのは横浜町で養蜂業を営む澤谷養蜂園の代表の澤谷昭さんと、店長の澤谷久美子さん。お二人はここでしか作ることができないはちみつを生産している。

澤谷養蜂園(さわやようほうえん)でしか作れないはちみつ

インタビューは養蜂園の事務所で行われた。事務所内に入るとまず何か白いものが詰められた瓶が目に入った。

実はこの白いものこそが澤谷養蜂園でしか生産できないはちみつだという。白いはちみつ?何かの加工品かな?と思われるかもしれないが、実際はその真逆だ。
このはちみつの名前は「菜の花生蜂蜜」。採取してその日のうちに瓶詰めした、自然のままのはちみつなのだ。

はちみつは約20%が水分で、残りの約80%は糖分でできており、時間が経つと固まる性質がある。花の種類によってブドウ糖と果糖の割合が違うが、菜の花のはちみつはブドウ糖が多く固まりやすい性質を持つ。10日もたてば目の前に置かれた瓶のように、白く固まってしまうそうだ。

一般的なはちみつは保存していたものを温風機で溶かして容器に入れるが、菜の花生蜂蜜はその名の通り、加熱することなく固まる前のそのままのはちみつを瓶詰めしている。
生のはちみつは栄養価も高く成分の変化もなく、そしてなによりも美味しい。だから澤谷養蜂園の菜の花生蜂蜜は白く固まっている。

菜の花生蜂蜜の美味しさ

昭さんと久美子さんは菜の花生蜂蜜を試食用に用意してくれていた。瓶を開封すると、久美子さんはスプーンで練りはじめた。

冷蔵庫から出すとバターのように固いが、少し練るとジェラートアイスのように空気を含んでなめらかになる。練ることで香りもよくなり、照りも出てくるそうだ。

なめらかに練られたはちみつを口に含むと、濃厚な甘さが広がると同時に独特の華やかな香りが鼻に抜ける。これまでの人生で食べてきたはちみつの味や香りと全然ちがう。はちみつなのにクリームのような舌触りがある。体験したことのない美味しさに、おぉ…と無意識に声が漏れるほど驚いた。

そして数ある製品の中からもう一つ。久美子さんは一粒のはちみつを取り出した。一粒のはちみつ、決して表現を間違えているわけではない。ハート型に固まった一口大のはちみつなのだ。
このはちみつは菜の花のはちみつの固まりやすい性質を利用してつくられた「菜の花ひとくち生はちみつ」という商品だ。

はちみつを摘まむ不思議な感覚に捉われながら小さくかじってみると、口の中に贅沢な甘さが広がる。味ははちみつの濃厚な甘さ、なのに歯ざわりがある。

久美子さんはこんなエピソードを教えてくれた。

「六景楽市に認定された時、ひとくちで食べられないのにひとくちはちみつはおかしい!と言われたんですよ。」

実はこの菜の花ひとくち生はちみつは非常に甘いため、ひとくちで食べることは推奨していない。しかし(食べようと思えば)ひとくちで食べられるはちみつなんてほかにないでしょ?というこだわりのネーミングだ。

たくさん作れるわけではないし、いっぱい食べられるようなものでもない。
自分へのご褒美や、気持ちが落ちたときなど、特別なときに食べてほしい贅沢なはちみつだ。

華やかなイベントの裏で超多忙な菜の花の季節

横浜町が菜の花フェスティバルで盛り上がる菜の花の季節。澤谷養蜂園は採蜜作業で目が回るほど忙しくなる。菜の花のはちみつは、採ったその日のうちでなければ充填タンクが通らなくなるくらい固まりやすい。
夕方には不純物を取り除くステンレスの網を通りづらくなってしまうため、採取して運搬し、瓶詰めといった作業を一日のうちに行う必要がある。

菜の花生蜂蜜は、近くに菜の花畑があるからと言って簡単に生産できるものではない。菜の花のはちみつを採取できるのは3日間のみ。その3日間で一年分の生はちみつを瓶詰めしなければいけないのだ。早く、そして的確に作業を行わなければ年間の必要量を確保できない。

菜の花のはちみつは町の特産品として注目度が高く、菜の花の時期にはたくさんの観光客が道の駅で買い求める。
菜の花が咲いている時期は蜜蜂がせっせと蜜を集めている最中なのでその年のはちみつはまだ店頭に並べることはできない。菜の花を観に来てくれた観光客に届けるためにも前年のうちに一年分のはちみつを確保しておかなければならないのだ。

菜の花が満開の時期は取材の依頼も舞い込んでくる。中には蜜とりの体験をしたいという申込もある。

「色々と見てほしいこともあるんですけどね。なかなかね。」

残念そうに久美子さんは言う。生産者として伝えたいことはたくさんあるが、作業と同時に実施するのは難しい。一年分の菜の花生蜂蜜を確保するためには手を止める暇もないくらいてんやわんやの状態となるそうだ。

自然との共生と環境の変化

一通り菜の花生蜂蜜についてお聞きしたあと、昭さんと久美子さんは養蜂の大変な面について話してくれた。

養蜂は蜜蜂が花から蜜を採ってきて初めて成り立つ、自然と密接に関わる仕事だ。毎年同じように、当たり前にはちみつが採れるわけではない。

「自然相手なので頑張ろうと思ってもどうにもならないこともある。できる準備は頑張ってする。それでだめなら仕方ない。」

昭さんがそう話すように、花が咲く期間は決まっていて、しかも短い。その期間中、天候が悪ければどうしようもない。

さらに菜の花の作付面積や、巣箱を置く場所の減少といった自然以外の環境の変化の影響も大きい。

横浜町でもよく見かける風車やソーラーパネル。これらの設置場所は山林や、休んでいる農地の横など、普段は使わない日当たりが良好な場所だ。この条件は巣箱を置く場所と競合する。
基本的に巣箱は土地を借りて設置するが、その土地がソーラーパネルや風車の設置場所となり、巣箱を置けなくなることもあった。自然に優しいイメージがあるクリーンエネルギーだが、養蜂家にとっては意外なライバルとなっているそうだ。

自然豊かな横浜町といえども、少しずつ環境の変化が押し寄せている。

どれだけ手をかけてあげて、どう面倒をみるか

「蜜蜂は自由に生きているかと思ったら、そういうわけでもないんですよ。」

久美子さんがそう言うように、養蜂は蜜蜂を育て、巣に溜まった蜜を採取するだけの単純な仕事ではない。常に見守っていないとさまざまなアクシデントに見舞われてしまう。

蜜蜂の天敵への対処も怠るわけにはいかない。熊よけのために電気柵を設置してバッテリーチェックや、漏電防止のための草刈りを定期的に行っている。
同じ蜂ではあるが、実は天敵のスズメバチを追い払うために虫取り網を持って退治に行くこともある。

「もうハンターですね。」

といって久美子さんは笑うが、ハンターばりのハードな仕事までこなさなければ手塩にかけて育てた蜜蜂たちが全滅してしまう。

蜜蜂達の習性にも気をつけなければならない。蜜蜂は花が咲いていると蜜を集めてしまうため、生産者が意図しない蜜を集めてしまうこともある。
ある年、採れたての菜の花生蜂蜜をお客さんにお届けしたところ、10日たっても固まらなかった。実はこの年の最初に採れたはちみつには、菜の花より早く満開を迎える山桜の蜜が多く混じっていたのだ。

「凄く勉強になりました。生のはちみつじゃなかったら気付かなかったかもしれません。」

昭さんはこの出来事から学び、その後は菜の花の純度が高いはちみつを採れるような工夫をしているという。

はちみつが溜まり、蜜蜂が増えてくると今度は「分蜂(ぶんぽう)」と呼ばれる、女王蜂をもう一匹作って巣を分けようとする現象が起きてしまう。
分蜂が起きると蜜蜂の数も減り、採れる蜜も減ってしまう。分蜂しようとするほどにならないと蜜は集まらないし、だからと言って逃げられないようにしなければならない、ギリギリのコントロールが必要になる。

まるで子どもを育てるように常に世話をしてあげるのも養蜂家の大事な仕事だ。
印象に残ったのはインタビューの中で久美子さんが「蜜蜂の人数が…」と表現する場面。お二人にとって蜜蜂は本当に子どものような存在なのかもしれない。

蜜蜂はオフシーズンだが…

花の時期は常に蜜蜂と共に過ごす多忙なお二人だが、花が咲かない寒い時期もオフシーズンというわけではないようだ。

「蜜が採れないだけで、やることはたくさんありますよ。普段は忙しくてできない仕事をしています。」

例えば新しい巣箱を作ったり、修理したり、ペンキを塗ったり。巣箱の中に入れる巣を千枚単位で作ることもある。
そして主役の蜜蜂達をしっかりと育てることも寒い時期の大事な仕事だ。蜜蜂達は冬の間は寒さをしのぐため、千葉県に移される。お二人は横浜町と千葉県を行ったり来たりする生活になるそうだ。

「千葉にいるうちにモリモリ育てないといけないんです。」

昔に比べて、蜜蜂の労働環境も厳しくなっている。
温暖化の影響から花が咲く時期がずれているのだ。すべての花が丁度よくずれれば同じリズムで採蜜できるのだが、花によって咲く時期が早くなるものもあれば、変わらないものもある。
その結果、4月下旬に桜、5月上旬に菜の花、5月20日過ぎくらいにトチ、5月末にはアカシアと、1~2週間刻みで最盛期がやってくる。
なかでもトチとアカシアは蜜が採れる時期が重なるようになり、蜜蜂を二手に分けなければならなくなった。

「リレーの選手のような蜜蜂を冬に育てて、春になったらすぐに蜜を集められるような蜜蜂に仕上げてこないとダメなんです。徐々に育っている場合ではないっていうね。」

これまでは親のような口調で話してくれていた久美子さんは、今度はスポーツの監督のように熱く話してくれた。蜜蜂にも繁忙期を乗り切るだけの体力が求められるようだ。

蜜が取れないという意味では、蜜蜂にとってはオフシーズンかもしれないが、お二人は年中オンシーズンといっても過言ではない生活を送っている。

「生産者」へのこだわり

養蜂業界に訪れる変化は自然環境だけではない。はちみつの取り扱いに関する法律などの変化もある。
その変化の中で、お二人が納得できない部分がある。それははちみつの瓶に貼る表示シールに「製造者」と書かなければいけないこと。充填タンクを通す作業が加工品の製造にあたるというのがその理由だ。はちみつの加工品はもちろん、生はちみつにも製造者と記載しなければならないのだ。
澤谷養蜂園の生はちみつは、非加熱で何も混ぜていない自然そのままのはちみつだ。お二人の立ち位置は、あくまではちみつを生産している「生産者」なのだ。

この生産者と製造者をめぐる出来事のなかで、ご本人達も驚いたエピソードがある。

それはとある勉強会での出来事。食品表示についての実際の例を取り上げて説明を受けているときだった。

「悪い例で取り上げられているシールがうちのだったんです。もう、ええー!?ってなりました。」

と久美子さんは笑った。
裏貼りシールの欄外には色々と書いてもいいと話を聞いたお二人は、欄外に「生産者」や「採集地」など、伝えたいことを盛り込んだ。あまり書き過ぎるのもよくないという指摘だったようだが、お二人の熱い気持ちが表れたエピソードだ。
それでもお二人の立場はぶれることはない。生産者としてはちみつを生産しているという想いが変わることはない。

養蜂という仕事

昭さんの祖父の代から続いている澤谷養蜂園だが、当時は養蜂一本で食べていくのは難しい時代だった。代々引き継がれ、現在では生産されたはちみつが横浜町の特産品として人気となっているが、そこに至るまでには昭さんと久美子さんの努力の積み重ねがあった。

元々はスーパーマーケットに就職してサラリーマンとして働いていた昭さんは、養蜂は特別な仕事と思ってはいたが、関わるのは父の仕事を手伝うくらいだったそうだ。
しかしある時、中国産はちみつの産地偽装という出来事があり、国産はちみつの価値が見直された。
その出来事をきっかけに昭さんは自分たちでしっかりと取り組んでいけば養蜂一本でやっていけるのではないかと思うようになり、久美子さんとともに本格的に養蜂業に取り組むことにした。

父のもとで養蜂を学んだあと、昭さんは差別化する商品があってもいいのではと考え、久美子さんとともにさまざまな商品を開発した。今では、菜の花生蜂蜜をはじめとした各種はちみつはもちろん、オリジナルの加工品も自分たちが驚いてしまうくらい豊富に増えている。

販売ルートも独自に開拓していった。通常の一斗缶に入れて問屋に卸すルートではなく、小さな瓶に詰めて道の駅などの産直に直接卸すルートを作った。
さらに昭さんは、当時は誰も考えもしなかった販売ルートを広げていく。

「ネットショップを自分でソフトを使って手作りしました。簡単で今見ると恥ずかしくなるような出来ですけど。」

と昭さんは笑った。昭さんがネットショップを作ったのは2006年~2007年頃。まだまだネット販売など世間には根付いていない時代から取り組んでいたのだ。

「最初は全然売れないし、資金もなくて大変でした。でも何年か先に必ずそういう時代がくると思って取り組みました。」

昭さんは当たり前のように話すが、現在のネット販売が当たり前の状況を考えるとその先見の明に驚かされる。そしてその裏で支えていたのが久美子さんだった。電話注文とネット注文、それぞれ特徴が違うお客さんを顧客台帳でしっかりと管理していた。
お二人の努力の結果、たくさんのリピーターを抱えるようになった。

余談ではあるが、ライター加藤はWebエンジニアでもある。ホームページを作る仕事をしているから、ネットショップを作成することの難しさが痛いほどよくわかる。作成ソフトを利用したとはいえ、ネットショップを自作できる養蜂家なんて昭さん以外にいないのではないだろうか。現在の澤谷養蜂園を築き上げることができたのは、従来の常識に捉われず、自分たちの力で行動してきたお二人の姿勢があったからこそなんだろうなと感じた。

おいしいはちみつをずっと全国の皆さんに届けていきたい

最後に今後の目標についてお二人に尋ねてみた。
「今後も変わらず今の菜の花のはちみつが採れてほしいと思っています。」
と久美子さんは話してくれた。
農家や花の作付け面積の減少、環境の変化。自然豊かな横浜町といえど、さまざまな変化が押し寄せている。
その中で、横浜町でしか採れない、澤谷養蜂園でしか作ることができない菜の花生蜂蜜を作っていきたい。

昭さんは、個人的な意見ですが、と前置きしながらこう話してくれた。

菜の花生蜂蜜は日本で一番おいしいはちみつだと思っています。」

常に優しく落ち着いた口調でインタビューに答えてくれていた昭さんが、強く自信に満ちた声で答えてくれた。

日本でも有数の菜の花畑で集められたはちみつ。これほど質の良い菜の花畑はほかにはないのではないか、と昭さんは話す。
その菜の花畑で、その日採れたはちみつをその日のうちに生のまま瓶詰めする。日本全国を探してもここまで手間をかけて生産されたはちみつはそうはないだろう。だから菜の花生蜂蜜は澤谷養蜂園でしか生産できない。

「まだ菜の花生蜂蜜を知らない全国の人たちに食べてもらいたいですね。」

インタビューを振り返ってみるとお二人はよく笑っていた。どんな失敗エピソードでも久美子さんは明るく話し、昭さんは優しく丁寧に専門的な部分を説明してくれる。
春の菜の花畑のように穏やかな昭さんと、それを照らす太陽のように明るい久美子さん。
まるで春の横浜町のようなお二人が、生産者としての自信と誇りを持ってお届けするはちみつを全国の人に味わってもらいたい。

ライターメモ

帰り際にお二人からお土産をいただいた。アカシアと栗の生はちみつ。細長い八角形の瓶に詰められたこの生はちみつは、固まる前に底まで食べきれるか競争してほしい、という意味がこめられた商品だ。最初は菜の花のはちみつで作ったが、勢いにのってほかの種類も作ってしまったというこの商品は横浜町の道の駅でコーナー化されるほどの人気だ。

そしてもう一つ「菜の花生蜂蜜 雫」。この雫は菜の花生蜂蜜の中でも、ミツバチが蓋をした部分からしか採ることができない美味しさが濃縮された超レアなはちみつだ。
澤谷養蜂園でしか食べることが出来ない、ただでさえレアな生はちみつなのに、さらにその中でももっと希少な雫。受け取る手が震える。

生はちみつはどれも同じ蜜蜂が集めたとは思えないほど味や香りが違い、びっくりするくらい美味しかった。

「甘い」という言葉にはたくさんのプラスの意味を持つが、なるほど、澤谷養蜂園の甘いはちみつを食べるだけで甘美な気持ちになれてしまう。

EDITOR

この記事の作者

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加藤友樹

株式会社ジーアイテック
https://www.gitec.co.jp/
鯵ヶ沢町出身、八戸在住のライター。津軽も南部も知り尽くす、青森県愛好家。
青森県出身にも関わらず、青森県を堪能したいと常に熱い情熱を注ぐ。

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