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薬効が「決明(エビスグサ)」に似ていて河原に生えるところから、 この名が付いた一年草
かわらけつめい(河原決明)とは、薬効が「決明(エビスグサ)」に似ていて河原に生えるところから、 この名が付いた一年草で、これを刻んで乾燥させたものは生薬「山偏豆(さんぺんず)」 として利尿促進や滋養強壮に用いられます。 青森の野辺地町では、古くは藩政期の南部藩随一の商港だった頃、豪商の旦那衆がかわらけつめいの 「茶がゆ」を毎朝食べていた記録が残っています。 その昔「千曳まで来れば茶がゆのすする音がする」と言われるほど、野辺地にはこの茶がゆを食べる習慣がありました。 かわらけつめいを使ったお茶は、弘法茶とも言われ、中国から弘法大師が持ち帰り、 全国へ広めたことからこの名前が付いたといわれます。
夏の疲労回復はかわらけつめい茶にお任せ
当協会の開発したかわらけつめい商品は、うどん、そば、つゆの3種ですが、 そのいずれにもかわらけつめいが入っています。
かわらけつめい茶を使った更科系そばと、うどんは、冷たくしても温かくしてものど 越しつるりと飽きのこないさっぱり味ですが、つゆもかわらけつめい茶入りの「超こくつゆ」 で合わせていただき、きりっと冷やしていただくと夏の胃袋にもするする入ります。
滋養強壮の生薬としても使われるかわらけつめい茶で、夏の疲労回復メニューはいかがでしょうか?