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美味しく、元気で、笑顔の毎日を

2025 09.17 Wed

美味しく、元気で、笑顔の毎日を

三沢市

大空のまち 三沢市

青森県の南東部に位置する三沢市。およそ4万人という青森県で7位の人口を有する都市でありながら、西を小川原湖、東を太平洋に面する、自然が豊かな地域でもある。平坦な地形も特徴の一つで、豊かな土壌では全国一位の生産量を誇るごぼうをはじめ、にんにく、長いもなど、魅力的な作物が育つ。

そんな都市としての顔と、自然豊かな地域という顔を合わせ持つ三沢市には、青森県の他の市町村にはない、もっと個性的な特徴があるのはご存じだろうか。

三沢市と言えば、ほとんどの方が思い浮かべるのはアメリカ軍三沢基地の存在ではないだろうか。およそ1万人のアメリカ人が住む三沢市では、アメリカンデーなどのイベントに代表されるような、アメリカの文化を取り入れた独自の国際色豊かな地域性を持つ。

そして三沢市を語るうえで忘れてはいけないのが「大空のまち」というキャッチフレーズだ。大空のまちとしての歴史は、1933年に初の太平洋無着陸横断に成功したミス・ビードル号が三沢市の淋代海岸から飛び立ったという出来事から始まる。三沢市の平坦で硬い土壌は飛行機の滑走路に適していることもあり、アメリカ軍基地の他にも航空自衛隊三沢基地、さらには青森県南部地方の空の玄関口である三沢空港や、航空と科学をテーマにした博物館である三沢航空科学館など、空や飛行機にまつわる施設があるのも大空のまちとしての特色だ。

今回インタビューに伺ったのはそんな三沢市から、三沢市の魅力を発信したいと奔走している株式会社高蔵ホーク。航空自衛隊のシンボルであり、大空を飛び回る鷹を英語で現したホーク(hawk)を社名とした高蔵ホークが発信する三沢市の魅力と、その活動について伺った。

管理栄養士が送る三沢市の美味しいもの

今回のインタビューに答えてくれたのは代表の西野たい子さん。そしてマネージャーの長門さんにも同席していただいた。

料理を作ることが好きで、栄養士の資格を持っていた西野さんは、美味しいものを提供したり、料理教室を開催して食の魅力を発信する会社を作りたいと思ったことが高蔵ホークを立ち上げるきっかけだった。さらに長門さんのサポートもあり、大好きな地元の三沢市で創業することができた。高蔵ホークの商品は、そんな地元の優れた素材の美味しさを活かして作りあげられている。

「やっぱり美味しいとおっしゃっていただけるとすごく嬉しいので、喜んでいただけるような味を作っています。」

美味しさにこだわり、素材の配合にもこだわって商品開発をしている西野さんだが、さらに創業と同時期に管理栄養士の資格も取得している。

「食って面白いんです。素材の使い方で色々な料理になったりしますし、そういった面白さや素材の良さなどを通して地元の魅力もお伝えできたらいいですね。」

西野さんが生み出す商品は、美味しく楽しめるだけではなく、健康になれる効果までプラスされているのだ。一般的に「健康に良いものは美味しくない」というイメージを持つ人もいるだろう。しかし、高蔵ホークの商品は「美味しいものを食べる」と「健康になる」という二つの幸せを叶えてくれる。これは地元の素材を知り、管理栄養士としての知識を持つ西野さんだからこそできる、他にはない商品だ。

高蔵ホーク公式ホームページはこちら

生産者ページはこちら

美味しさと健康を叶える商品へのこだわり

そんな西野さんと長門さんが送る商品は美味しさにこだわるため、そして健康への効果を最大限に発揮するために、素材の一つひとつを厳選し、その配合にもこだわって作られている。

「酵素コーラ」は、一般的には不健康を連想させるコーラなのに、逆に健康になれるという面白い商品だ。名前の通り、酵素が含まれているので食物の消化などの体内での働きを助けてくれる効果があり、三沢産ごぼうパウダーには食物繊維が多く含まれている。そのほかにも、人工甘味料などは使用せずに自然の素材を使用したり、栄養素や健康成分が効率よく体内に吸収されるための配合まで考えて作られている。もちろん、健康になれるコーラという意外性のあるアイディアだけではなく、甘くて爽やかな、自然な美味しさにも絶対の自信を持っている。

酵素コーラ商品ページはこちら

「三沢ニンニク塩麹」は発酵食品である塩麹に、滋養強壮にいい三沢産にんにくをたっぷり配合しており、素材の味を活かすことで塩分を抑えながら美味しく仕上げている。様々なお料理に使用することができる万能調味料だ。

三沢ニンニク塩麹商品ページはこちら

美味しさと健康にこだわり開発された高蔵ホークの商品だが、さらにこだわっているのは地元三沢市や青森県の食材を活かすことだ。酵素コーラは、三沢市が持つアメリカのイメージを持つコーラに、生産量日本一の三沢産のごぼうと青森県産のりんごが使用されている。
三沢ニンニク塩麹には、にんにく収穫量日本一を誇る青森県内の他産地にも負けない品質の三沢産にんにくをたっぷりと使用している。

西野さんが作る商品は美味しさや健康に加えて、食を通して地元三沢市や青森県の知名度を上げていきたいという思いが込められているのだ。

「大好きな三沢市に住みたい」

三沢市のことが大好きで、魅力を発信していきたいという西野さんと長門さんだが、元々は三沢市に住んでいたわけではなかった。お二人は創業するタイミングで三沢市に移住した。

「三沢市には小さな頃に少しの期間だけ住んでいたことがあります。両親ともに青森県出身なのでルーツは青森県なのですが、関西、関東、中部…九州以外の大体の地方に住んだことはあります。」

西野さんは、日本中の様々な場所での生活を経験してきたが、そのなかでも一番好きだった場所が長らく離れていた三沢市だったという。

「もちろん私は青森県自体も好きなんですが、そのなかでも三沢市に住みたいと小さい頃から思っていました。三沢市で会社を興すとなった時には不安もありましたが、マネージャーもアドバイスしてくれて背中を押してくれたのでなんとかなりました。」

長門さんは三沢市に住んだことはなかったが、母が青森県出身という繋がりもあり、青森県や三沢市の魅力を発信したいという西野さんの活動に協力する形となった。長門さんのサポートもあり、三沢市での生活に憧れていた西野さんは、幼い頃からの夢を叶えることができた。

西野さんの三沢愛は社名にも込められている。「ホーク」は大空を飛び回る鷹のことであり、三沢市の航空自衛隊の象徴であることから社名に採用したという。それほどの地元愛を込めて、西野さんと長門さんは三沢市に高蔵ホークを創業した。

三沢という地域の温かさ

こうして三沢市で美味しいものを作り、三沢市の魅力を発信する西野さんと長門さんだが、なぜそれほどまでに三沢市が好きなのか伺ってみた。

「まずは、三沢市の住みやすさですね。意外と小さい街なんですけど、なんでも揃っていて便利です。コンパクトなので動きやすいんです。」

西野さんが話す通り、三沢市は青森県の主要都市に比べるとコンパクトではあるが、市内で基本的な買い物は完了できるだけの便利な施設がある。地理的にも青森市や八戸市、むつ市、十和田市といった他の都市へのアクセスも良く、三沢空港があることで県外へも赴きやすい。もちろん魅力は利便性だけではない。

「青森県にいながらアメリカの雰囲気を感じられるところも魅力ですね。日本なんだけど、アメリカの人たちの文化も取り入れたり、新しいものをどんどん取り入れている地域というイメージもあります。」

代表的なものでは、今回のインタビューでも話題に上ったバーベキューがある。三沢市ではバーベキューが盛んで、コンロをワンシーズンでだめにしてしまうほど季節に関係なくバーベキューを楽しむご家庭もあるそうだ。

「バーベキューのイベントも毎年開催されていますし、アメリカンデーもあります。そのほかにも日本のお祭りもありますし、特に夏はイベントが多くて本当に楽しいですよ。」

西野さんと長門さんのお話は、初めて知る三沢市の魅力もあり、魅力的なものばかりだったが、それ以上の魅力があるとお二人は口を揃える。

「やっぱり一番は三沢市の人の人柄じゃないですかね。三沢市の人は繋がりを大事にするし、明るい人が多いです。」

高蔵ホークの活動についても、周囲の人たちの後押しが大きかったと西野さんと長門さんは話す。

「六景楽市にも登録させていただいているのですが、それも三沢ブランドに登録している皆さんからのアドバイスも大きかったです。イベントに参加すると、そこでもたくさんお声がけいただいて、活動のきっかけをいただいているんです。」

三沢市の人たちは明るくて、協力的な人たちが多く、その声に助けられているとお二人は口を揃える。

「観光協会の方だったり、イベントでお会いした方だったり、皆さんのお声がけやアドバイスが本当にありがたくて、活動を後押ししていただいています。ホームページを作ったきっかけもそうでしたが、参考にして試行錯誤して取り組んでいます。」

地域の独自性はもちろん、人の温かさが混じり合って、三沢市にしかない魅力が生み出されている。だから西野さんと長門さんは三沢市に惹かれ、その魅力を全国に発信していきたいと考えている。

三沢市を日本全国、さらには世界へ

高蔵ホークはインタビュー時点では創業からおよそ5年ほど。それでも商品開発を行い、イベントやコンクールなどには積極的に参加してきた。六景楽市や三沢ブランドへの登録、さらには三沢商業高校とのコラボ商品の開発、東北みやげコンテストの入賞など、様々な実績を積み重ねてきた。はたから見るともの凄いスピードで活動を展開しているように映るが、それでも長門さんは謙虚に

「まだまだですよ。微力ながら、地道に頑張っています。」

と遠慮がちな笑顔で話す。長門さんは、このインタビューの中でも自分たちの課題を冷静に分析して話してくれていた。西野さんも同様に、現状に満足せず、自分たちに必要なものを考えながら話す。

例えば商品のプロモーションについては今後の課題だ。

「私たちはSNSを使った商品の効果的な発信がまだまだ出来ていないと思います。商品の魅力的な見せ方って難しいじゃないですか。その他にもイベントへの参加したりして手が回らず、受け身の状態になってしまっています。」

現状について話す長門さんは、高蔵ホークが抱える課題をこのように分析していた。ただ、長門さんたちはその課題について話すだけではなく、周りの意見にも真剣に耳を傾ける。インタビューに同行したカメラマンには魅力的な写真の撮り方や、効果的なSNSの発信方法などを質問し、回答の一つひとつを真剣に聞いて、その場のみんなで話し合う。

その他にも、参加したイベントでの繋がりを大切にしているとお二人は話す。それはイベントで知り合った人たちやお客さんから直接声を聞くことができるからだ。お二人の周りから新しい意見や技術を謙虚に取り入れ、妥協せずに地道に勉強する姿勢こそが、高蔵ホークの名前が順調に広まっていく要因なのかもしれないと感じた。

さらに、今後の課題について西野さんはこのようなことを話してくれた。

「昨年、商品を海外に紹介する機会をいただいたんですが、現状ではほとんど青森県内だけの商品なので、日本全国、そして海外に向けてPRしていきたいですね。」

その時はテスト販売という形だったが、日本と海外の違いにも苦労したという。日本で使用できる添加物でも海外では使用できないものもあった。

「世界の皆さんに安心して喜んでいただくためには品質維持は絶対なので、そういった部分をクリアして発信していきたいです。今、その一歩を踏み出せたという状況なので、テストから本格化していきたいですね。」

そんな力強い言葉を話す西野さんに、

「海外とは大きくでたね。」

と反応した長門さんだったが、その笑顔は楽しそうに見えた。それほどお二人は高蔵ホークの商品と三沢市の魅力に自信を持ち、本気で認知度を上げていきたいと考えているんだと感じた。

美味しく、元気で、笑顔で、楽しい日々を

最後に西野さんに、高蔵ホークの商品に込めた思いを伺ってみた。

「今はストレスとか色々あるので、ほっとできる時間に酵素コーラで笑顔になっていただけたらなって思います。」

お二人のお話を伺っていると、美味しさや健康とならんで大事なキーワードとして「笑顔」という言葉が何度も出てくる。高蔵ホークの商品は美味しさと健康で、お客さんを笑顔にしたいという思いが込められている。
商品を手にしてくれたお客さんを笑顔にするために、商品の様々な部分にお二人の気遣いが散りばめられている。例えば三沢ニンニク塩麹は、バーベキューが盛んな三沢市で使いやすいように、そして一本あれば肉も野菜も楽しめるようにと、チューブ入りで持ち運びやすいように容器までこだわって選定している。お二人のこだわりは、商品の本体だけではなく細かいところにまで及んでいる。
そして、実は高蔵ホークでは食品の他にも、西野さんご自身が制作した縁起物も主力製品として販売されている。食品と縁起物という全くジャンルが違うものだが、どちらも人を幸せにするものとして、お二人の人を思いやる気持ちが込められている。

「美味しさはもちろんですが、品質も自信を持ってお勧めできるので是非飲んでいただきたいです。元気になって。笑顔になって。楽しい日々を送っていただければと思っています。」

西野さんのこの言葉にお二人の優しさの全てが詰まっている。温かく人を思う気持ちと、周囲の人たちの意見を受け入れて新しいことを取り入れる姿勢はまるで、お二人が話す三沢市の温かさを自分たちで体現しているようだと感じた。

高蔵ホークには、三沢市や会社の知名度アップの他に、もうひとつ大きな目標がある。それが、青森県を健康長寿にすること。青森県は長らく日本一の短命県というイメージがつきまとっているが、西野さんはそのイメージを払拭し、さらに健康というイメージを持つ県にしたいと話す。

三沢市だけではなく、青森県全体を長寿に変えるにはものすごい労力と時間がかかるかもしれない。しかし、お二人の楽しそうに話す姿を見ていると、そんな難題でもいつか本当に叶えられるのではないかと思ってしまう。三沢市の大空を飛ぶ鷹のように、西野さんと長門さんの思いが世界中の空を飛び回って笑顔を振り撒く日はそう遠くないのかもしれない。

ライターメモ

三沢市に住む人たちの温かさを大いに語ってくれた西野さんと長門さんだが、我々に対するお二人のおもてなしも同じくらい温かかった。インタビューの後半はお二人と、同行したカメラマンと4人での会話に花が咲いた。我々が興味を示したイベント「三沢BBQジャンボリー」について詳しく説明してくれたり、全く本筋とは関係ないお話まで盛り上がり、インタビューとは名ばかりの、本当に楽しい時間だった。

どこかのイベントでお二人を見かけた際は、ぜひ立ち寄って酵素コーラで美味しく、健康になって笑顔になってほしい。

EDITOR

この記事の作者

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加藤友樹

株式会社ジーアイテック
https://www.gitec.co.jp/
鯵ヶ沢町出身、八戸在住のライター。津軽も南部も知り尽くす、青森県愛好家。
青森県出身にも関わらず、青森県を堪能したいと常に熱い情熱を注ぐ。

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